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ドバイモールに京都発日系カフェ「アラビカ」 クウェートに次いで中東2店舗目

ガラスのエントランスが特徴的な「アラビカ」

ガラスのエントランスが特徴的な「アラビカ」

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 世界最大級のショッピングモール「ドバイモール(Dubai Mall)」に9月8日、京都発の日系カフェ「アラビカ(% Arabica)」のドバイ初店舗がオープンした。

白が基調のおしゃれな店内

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 ドバイモール店は、世界最大のアクリルパネル水槽を誇る「ドバイ水族館(Dubai Aquarium and Underwater Zoo)」(地上階)の前に位置。一面ガラス張りのエントランスに、コーヒー豆の袋を並べて配置したディスプレーが目を引いている。

 店内正面には電飾で光る店のロゴ「%」の文字が。白を基調とし、木のぬくもりを感じられる内装は、日本発らしく細部までこだわりを見せる。

 天井から吊るされたライティングは、コーヒー器具「ケメックス」を使用したユニークなデザインで、店内を明るく照らす。レジカウンターと八坂通りの石畳を再現した床の隙間には白い玉砂利を敷き詰め、古都の路地を想起させる造りにした。

 コーヒーへのこだわりも深い。代表の東海林克範さんはハワイにコーヒー農園を運営し、世界最高峰のエスプレッソマシン「スレイヤー」や、スペシャルティコーヒーの生産で世界をリードする「Ninety Plus Coffee」の国内代理店を務め、1杯のコーヒーの為に日々情熱を燃やす。

 ヘッドバリスタは、ラテアートの世界チャンピオン山口淳一さんが務め、ドバイ店でもオープン前から、現地バリスタに技術を提供し続けている。山口さんは「ドバイのスタッフは、ケニアやウガンダといったコーヒーの産地から来ているバリスタが多く、経験が豊富で、技術も高い」と太鼓判を押す。

 アラビカは既に海外12カ国とフランチャイズ契約を締結しており、年内にはベルリンにヨーロッパのフラッグシップストアもオープン予定。「See the World Through Coffee」というスローガンの基、世界展開を進め、若いバリスタ達が各国のアラビカで働き、見聞を増やす機会を提供するのが目標とのこと。

 営業時間は10時~22時(金曜・土曜は翌1時まで)。

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