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ドバイのアリアンスフランセーズがリニューアル UAEとフランスの架け橋に 

図書館ではワークショップも開催される © Alliance Francaise

図書館ではワークショップも開催される © Alliance Francaise

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 ドバイ・オードメタ(Oud Metha)地区にある「アリアンスフランセーズ(Alliance Francaise)」が4月19日、リニューアルオープンした。

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 アリアンスフランセーズは1883年に創立され、世界138カ国に1000校以上の教室を展開する、フランス政府公認のフランス語やフランス文化教育を行う非営利団体。日本でも1887(明治20)年に東京に初めての教室ができ、現在は愛知、札幌、徳島、仙台でフランス語教室などを展開している。

 フランスとアラブ首長国連邦(UAE)の友好関係は建国時からあり、UAEの初代大統領ザイード・ビン・スルターン・アル・ナヒヤーン(Sheikh Zayed Bin Sultan Al Nahyan)の時代から40年以上続いている。アリアンスフランセーズも1982年にドバイに設立され、UAEにおけるフランス文化理解やフランス語の普及に重要な役割を果たしてきた。現在はドバイで3500人の生徒が学ぶ。

 今回のリニューアルで、舞台上演や映画上映ができるシアターは108席と多数の観客を収容で 雑誌、CDやDVDなどを貯蔵、より多くの作品にふれられるようになった。リニューアルオープンに伴い、フランスの小説家であり劇作家のシラノ・ド・ベルジュラックの喜劇や、2017年に制作されたフランスのコメディー映画「GARDE ALTERN?E」の上演、フランス人アーティストによる絵画の展覧会などのイベントが今月と来月に多数催される。この他にもフランス語ネーティブのボランティアと会話練習ができる「cafe language」など、気軽にフランス語を学べる機会も提供する。

 UAEでは昨年首都であるアブダビにフランス国外で初めて「ルーヴル」の名をとった「ルーヴル・アブダビ」がオープンした。開館式にはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領も出席するなど、良好な友好関係を築いている。UAEでは現在私立学校で少なくとも3万人の生徒がフランス語を学んでいるが、今後UAEの公立学校でもフランス語の授業が再導入される予定。 

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