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ドバイ・モールでエルメス「ワンダーランド展」 パリの街並み再現

湖上に現れたワンダーランド

湖上に現れたワンダーランド

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 世界最大のショッピング・モール、ドバイ・モールの敷地内中庭で現在、フランスの高級アパレルブランド「エルメス(HERMES)」の「ワンダーランド展(WANDERLAND Exhibition)」が開催されている。

ファンタジーあふれる空間にたくさんの貴重なコレクションが展示

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 普段噴水ショーが行われているドバイ・モール内のドバイ・ファウンテン横の湖上に、巨大な仮設ランドが出現。「WANDERLAND」の大きな電飾看板を入り口に、エルメスが作り上げたパリの街が屋内に再現されている。

 同展は、昨年4月にロンドンの現代アート美術館「サーチ・ギャラリー(Saatchi Gallery)」を皮切りに、9月のパリ、12月のミラノを巡回し、今年1月からドバイで開催。「フラヌール(flaneur、そぞろ歩き)」をテーマに、現代アーティストのユベール・ル・ガリさんがパリの街を表現して創作した9つの小部屋で構成されている。

 最初は映像の部屋で、真っ白の壁に、19世紀後半から現代にかけてのパリの様子を映す動画が次々と流される。映像を通じて来場者の頭はパリの雰囲気に包まれる。

 次に続くのはステッキの部屋だ。19世紀に作られたユーモラスなシステムステッキや、競走馬の頭をかたどった持ち手などが、ガラスのショーケースに並ぶ。それぞれのステッキにちなんだアート動画も流され、CMを見ているような気分を来場者に与える。

 ワードローブ型の扉をくぐると左に婦人、右には紳士のコレクションが現れる。婦人コレクションには、エルメスの代名詞である「バーキン」の数々が陳列。対照的に紳士コレクションは、革のサッカーボールや車のハンドル、乗馬のステッキなどが並び、無邪気な少年時代を想起させる。

 そのほか、街灯に照らされた深紅のカフェにはエルメスの食器コレクションが飾られていたり、ゴールドを基調としたブティック通りには革製品やカラフルな魚のモチーフが飾られていたりと、見どころの多い内容となっている。

 開催時間は12時~24時。入場無料。2月7日まで。

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