アラブの絵文字アプリ「Halla Walla」が3月下旬、ARゲーム「Wain Waleed」をローンチした。

キャラクターは地域性を反映したものばかり

　Wain Waleedとは、アラビア語で「Waleedはどこ？」という意味。同ゲームは、Halla Wallaの絵文字アプリに登場する、伝統的なアラブ衣装を身にまとった男性Waleedや、同じく絵文字となっているSheikhaやLuluといったキャラクターを街中で探す内容となっている。

　街中でスマートフォンをかざすと、さまざまなキャラクターやアラブにちなんだものが画面上に現れ、タッチすると獲得できポイントが付与される。スマートフォンのカメラを利用したアプリで、登場するキャラクターは実際のビルや道路に突然現れる。

　街中で獲得できるキャラクターやものは数十種類に及び、伝統衣装に身を包んだキャラクターから、ベリーダンサー、オマーンチップス、金の延べ棒など、地域性を反映した作りになっている。

　すでに1万人がダウンロード。獲得したポイントがランキング形式で表示され、タイムリーに入れ替わる得点の競い合いが人気を押し上げる一因になっている。

　ゲーム内で自分を表すアバターはカスタマイズ可能。Halla Wallaの絵文字に登場するキャラクターの衣服や目の色などを変更させて作ることができる。