「世界一美しいスタバ」と評される米コーヒーチェーン店「スターバックス」の店舗がある、ドバイのイブンバトゥータ・モール(Ibn Battuta Mall)の増築エリアが5月18日、披露された。
新エリアは30万平方フィート(約2万8000平方メートル)の増設となり、60店舗分のリテールスペースが確保されている。今回の増設は、3~5年かけて実施される700万平方フィート(約65万平方メートル)への増設計画の一環。現在の400店舗から、最終的に1000店舗の開設を目指す。
増築部分には3分の2程度の店舗がすでに開店している。マークス・アンド・スペンサー(Marks & Spencer)やパリス・ギャラリー(Paris Gallery)、ジャシャンマル(Jashanmal)といった大型ショップや、アンダー・アーマー(Under Armor)やスーパードライ(Superdry)などの専門店が軒を連ねる。
直近の同モールの増築予定としては、現在道路一本を挟んでいるドバイ・メトロのイブンバトゥータ駅と連結する通路が、向こう数週間でオープンする予定。
同モールを運営するNakheel社は、デイラ地区に建設中の人工島デイラ・アイランズ(Deira Islands)に、ドバイ・モールをしのぐ大きさのデイラ・モール(Deira Mall)を2018年には建設する予定としている。デイラ・モール建設の入札は、今年中に行われる予定。
デイラ・アイランズは4つの島から構成させる観光地となり、15.3平方キロメートルの敷地に、40キロのコースとライン、21キロのビーチが備わる。
Nakheel社のAli Lootah会長は、2020年までに1500万平方フィートのショッピングエリアを作ることを目指すとしている。