ドバイ電気水道局DEWAは3月28日、エコ推進運動「アースアワー2015」に参加し、政府機関や教育施設などの公共施設で消灯を行う。
アースアワーは、世界自然保護基金(WWF)によって2007年にオーストラリアのシドニーで始まった。世界の人々が「地球温暖化を止めたい」「地球の環境を守りたい」という思いを分かち合う、世界最大の環境キャンペーンとなっている。2007年はWWFのオーストラリア支部のみで約2100の企業と約200万人の参加で行われたが、昨年では162カ国7000都市で、1億人を超える人々が参加したとされている。
親善大使として、世界的トップモデルのミランダ・カーさんや、第8代国際連合事務総長のパン・ギムンさんなどの著名人が参加。日本では、イベントを開催する横浜市をホームタウンとして活動をしているプロサッカーチーム横浜F・マリノスがチームとして親善大使に就任した。
ドバイでも20時30分からの1時間、政府機関や学校などの公共施設のほか、ランドマークとして有名な世界最大のビル、ブルジュ・ハリファの消灯を行う。ダウンタウン地区にあるベイアベニュー(Business bay, Dubai)ではアースアワーに伴うイベントが開かれ、エコ事業を行う企業による参加型のイベントや展示などが行われる。