エミレーツモール(Al Barsha, Dubai)で、新たに開発されるエリア「ファルコンシティー」の完成模型が公開され、一戸建て住宅の販売が始まった。
ファルコンシティーは、小林可夢偉さんがコースレコードを樹立したことでも有名なサーキットのある「スポーツシティー」や、冬季限定で世界各国のパビリオンとともに展開する遊園地「グローバルビレッジ」と同じ、「シェイク・モハメド・ビン・ザイード道路」沿いにできる新たな居住エリア。
ファルコンシティーには、「The Wonders」というプロジェクトとして、特徴的な建造物がいくつか作られる。現在、予定されているのは6つの世界のランドマークをイメージしたもの。エジプトのピラミッド、フランスのエッフェル塔、イタリアのピサの斜塔をイメージした建物が、レジデンスやホテルアパートメント、ショッピングモールとして建てられる。
インドのタージ・マハルをイメージした「タージ・アラビア」は豪華ホテルとして建設予定。ガラス貼りの建物は20階建てで、客室は350室。豪華な結婚式会場としても他のホテルに差をつけていくと発表されている。現在のバクダッドに遺跡の残るバビロンの空中庭園には、庭園やテラス席を多く設けたカフェやレストランが入り、高級アパートメントの部屋もつくられる予定だ。中国の万里の長城をイメージした建物は、400メートルのジョギングコースや子どもが遊べるアトラクションとなる。
これまでに、ファルコンシティー内の500棟を超える一戸建て住宅の販売が始まっている。今回、3ベッドルーム(3LDK)以上の一戸建ての新たなラインアップを発表するとともに、特設のウェブサイト上で各エリアを疑似体験できるサービスも開始した。
完成模型が見られるのは4月30日まで。営業時間はモールに準ずる。