ドバイのオウド・メサ地区にあるフランスの文化拠点「Alliance Francaise(アリアンス・フランセーズ)」で6月3日、レディスバザーが行われた。
アリアンス・フランセーズは、フランス領事館下にある非営利団体。フランスの言語や文化を広める目的で1982年に設立された。近くにはフランス人学校もあるため、フランス人やフランス文化に興味のある人々の憩いの場となっている。
レディスバザーは今回で7回目。ハンドクラフトの子ども服やバッグ、ジュエリーやアクセサリーが販売された。7つ星ホテルバージュ・アル・アラブや、ラクダ・ファティマの手など、アラブにちなんだデザインを施したものもあった。同イベントのためにアブダビやカタールから訪れる人の姿もあり、会場は盛況だった。
食料品では唯一「Secrets Fine Food」が出展。同社は、フランスから取り寄せたドライトマトやチーズのほか、日本の抹茶、ベルギーのチョコレート、タイのチリソースなどを販売した。ドバイ内ではECサイトを利用し食材の宅配販売を行っている。オペレーションマネジャーを務めるフランス人のローレンスさんは「スコットランドのサーモンや、オーストラリアの「WAGYU」ビーフなども取り寄せることができ、高級食材を求めるドバイの人々に人気がある」と話す。
アリアンス・フランセーズでは、イベントや言語レッスンにより、フランス文化への知識がより深められるとともに、フランスの文学やフランス語の本を貸し出す図書館も併設している。