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ドバイの大型モール10年目の改革 大手がけん引する小売り街、中東初進出も

開放的なつくりの拡張エリア

開放的なつくりの拡張エリア

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 今年10周年を迎えたドバイの大型ショッピングモール「モール・オブ・ジ・エミレーツ(Mall of the Emirates)」で行われていた、総工費10億ディルハム(約330億円)を投じた大規模改修が終了し、9月28日にオープンした拡張エリアには、中東地域初となるIMAXシアター搭載の映画館やレストランなどが、サッカーコート8つ分の拡張敷地に入った。

各店舗で祝福ムードが漂う

 小売店には40店舗分のスペースが確保され、中東初出店ブランドを含め、小売店舗はますます充実している。中東初出店となる「オールセインツ(AllSaints)」は、英国発のファッションブランド。入り口横に置かれた何段にも重ねられた棚にシンガー社のアンティークミシンが陳列され、重厚な雰囲気で来場者を迎える。同社の中核を成すレザー商品に加え、英国風の上品なシルエットのニットやカットソーが人気だ。

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 1998年創設後、世界中のヨギーに愛用されるヨガウエア・ブランド「ルルレモン(Lululemon)」も中東初出店となる。カナダ発の同ブランドは、欧米で次々と店舗を拡大。肥満や糖尿病が社会問題となっているドバイで増加するヨギーに、同ブランドはヨガウエアの選択肢の幅を広げる。

 世界的なスポーツメーカー「アディダス(Adidas)」は、拡張エリア完成前から同モール内に店舗を構えていたが今回、拡張エリア内にリノベーションオープン。初日にはサッカーイングランド元代表のデビッド・ベッカムさんが来場し、リノベーションを祝った。

 アディダスの新コンセプト・ショップは、さまざまな仕掛けで来場者を楽しませる。大型ルーレットを回して出た目に応じて割引を受けることができ、中央に配置されたタッチパネルでは自分にあったシューズを簡単に探すことができる。

 リノベーション期間の特別企画として、アディダスのロングヒットシューズ「スーパースター(Super Star)」の購入客に特典を用意。レジで会計をしていると、サッカーファンにはなじみのある欧州チャンピオンズリーグのテーマ曲のイントロが流れ出すし、スポーツショップにはなじまないタキシードとイブニングドレスに身を包んだ4人の歌手が生で歌うというもの。

 10年目の節目に改革を始めたモール・オブ・ジ・エミレーツ。小売店舗では「アバクロンビー・アンド・フィッチ(Abercrombie & Fitch)」など、今後も新規オープンが続く予定だ。

 同モールの営業時間は10時~22時(金曜・土曜は24時まで)。

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