2月25日から3月12日までドバイの街中を使って行われている「ドバイ・フード・フェスティバル(Dubai Food Festival)」のイベントの一つ、「エティサラット・ビーチ・キャンティーン(Etisalat Beach Canteen)」が、ジュメイラ地区のビーチ沿いにオープンした。
ドバイの海岸線を白く染めるビーチに現れた屋外キャンティーンには、約20店のレストランやファートフード店、カフェなどが参加。コンテナを積み重ねた仮設店舗で、自慢の味を披露している。
中東のローカルフードでは、ピタパンにチキンやビーフ、野菜を詰めたラップサンド「シャワルマ」を販売する「Shawarma Station」が店を構える。同じくアラブ料理を出す「Karak House」は、南アジアから伝達し、いまや湾岸諸国では一般的な飲み物となった「カラック(カルダモンなどのスパイスを加えたミルクティー)」の有名店だ。
日本になじみのあるレストランは2店。ドバイに2店舗を構えるアジア料理のレストラン「Moshi」は、同店で出すネパールの伝統的なショウロンポウ「モモ(Momo)」と、「すし(Sushi)」を合わせたのが店名。店名が表す通り、すしを中心としたアジア料理を提供する。
もう一店は、ドバイの私立大学「Emirates Academy of Hospitality Management」の生徒による「Tori Matsuri(通り祭)」だ。日本のお祭りフードにインスピレーションを受け、中東料理と融合させた独特のメニューを並べている。
このほかワッフル店「WOFL」やピザ店「PINZA」など、ベースとなるフードを現代風にアレンジした特徴的なレストランも。
会場では毎日イベントが実施され、クッキングイベントやキッズ向け料理教室も開催される。肥満や糖尿病への啓発や予防の観点から、ヨガや糖尿病講習なども。
営業時間は10時~22時(金曜・土曜は24時まで)。3月12日まで。イベントのスケジュールなど詳細は、ドバイ・フード・フェスティバルのホームページまで。