中東を代表する航空会社でドバイのフラッグキャリアであるエミレーツ航空(Emirates Airline)は、7月12日に発表された「ワールド・エアライン・アワード(World Airline Awards)」で2016年の最優秀航空会社に選ばれた。
調査を実施したのは、英国を拠点とする航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス社(Skytrax)で、世界中の航空会社や空港などの評価を実施している。
対象となったのは世界40の航空会社。2015年8月から2016年3月までに約1920万人(104国籍)の利用客にアンケートが実施され、航空機の清潔さや座席の快適さなどから、チェックイン時やキャビンクルーの接客など幅広い質問項目に対する回答結果を回収した。
最も高いポイントを得たエミレーツ航空に続き、トップ10にGCC諸国からはカタール航空(第2位)、エティハド航空(第6位)がランクインした。日系航空会社としては、第5位に全日空が入っている。
トップ10は以下の通り。1位=エミレーツ航空、2位=カタール航空、3位=シンガポール航空、4位=キャセイ・パシフィック航空、5位=全日空、6位=エティハド航空、7=トルコ航空、8位=エヴァ航空、9位=カンタス航空、10位=ルフトハンザ航空。
エミレーツ航空は、このほか「最優秀ファーストクラス賞」「最優秀ファーストクラス座席賞」「最優秀ファーストクラス料理賞」など、ファーストクラス部門の各賞も受賞した。