6月末からの夏休みを終え、ドバイでは間もなく新学年が始まる。8月末の学校再開に向けて現在、ドバイ内の多くの店舗で子どもたちを対象にした「Back to School」フェアが開かれている。
店頭に並ぶ商品は文房具だけにとどまらない。学校指定のバッグが一般的ではないドバイでは、小学生もリュックを背負ったりキャリーバッグを引いたりして通学する。アニメキャラクターの絵があしらわれたバッグが人気で、子どもたちの流行を反映している。
ドバイモール内の英老舗おもちゃ店「ハムリーズ」のショーケースに並んだのは、男児向けのアメコミヒーローと女児向けのディズニーキャラクターの商品。アメコミヒーローでは、「アベンジャーズ」や「スパイダーマン」「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」が根強い人気を誇っている。女児向けは、定番のディズニープリンセスや、ティンカーベルなどの妖精をあしらったものが人気。昨年店頭をにぎわせた「アナと雪の女王」の人気は落ち着いた模様だ。
ハムリーズでは今月31日まで、「Back to School」関連商品を250AED以上購入した人を対象に、抽選で学費を負担するキャンペーンを実施している。
「ハローキティ」などのキャラクターでおなじみの「サンリオ」も同様に、新学期に向けた商品を販売。キティちゃんのほか、「バッドばつ丸」や「マイメロディ」などのキュートなバッグを用意する。
仏系高級デパート「ギャラリー・ラファイエット」では、ポップなカラーとキャッチーなコピーが人気のロンドン発ブランド「ハッピー・ジャクソン」のコレクションで違いを出している。