ジュメイラ・ゴルフ・エステート(Jumeirah Golf Estates)のクラブハウス庭園で11月11日、日本人シェフ小野寺達明さんによるマグロの解体ショーが行われた。
ドバイでの開催は4回目となるイタリア料理の祭典「Italian Cuisine World Summit 2016」の一環。同サミットは7日に始まり、17日までドバイの街全体を使って行われている。
11日は約100人が招待されフライデーブランチが行われた。会場は毎年、欧州ゴルフツアーの一戦「DPワールド・ツアー選手権」が行われるドバイ随一のゴルフ場。クラブハウスの庭が生バンドの入ったイタリア料理のブランチ会場に様変わりし、華やかな雰囲気の中で行われた。
解体ショーを行ったのは、今年ドバイのフェスティバル・シティにオープン予定の日本食レストラン「Motomachi Restaurant」代表の小野寺達明さん。地中海産60キロのマグロの身に包丁が入るたびに、周囲を取り囲んだ参加者から歓声が上がった。
切りたてのマグロを食べた米国人のエリックさんは、「マグロの刺し身が大好き。目の前で解体されたマグロが食べられてとてもうれしい」と感想を話した。
そのほか、イタリアのグルメ専門誌「Gambero Rosso」から7年連続で表彰されているワインメーカー「Medici Ermete」の高級赤スパークリングワインや、ナポリの小都市マッサ・ルブレンセから中東全域に拡大しているピッツェリア「Margherita」の窯焼きピザ、チャンピオン牛のステーキ、トリュフのリゾットなどが並び、来場者の舌を魅了した。