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日本馬も参戦のドバイワールドカップ、開幕まで2週間

優勝賞金600万ドルを獲得するのはどの馬か

優勝賞金600万ドルを獲得するのはどの馬か

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 ドバイのメイダン競馬場で3月25日、競馬の国際GIレース「DUBAI WORLD CUP(DWC)」が行われる。開催を2週間後に控え着々と準備が進められており、戴冠を狙う各陣営のムードも高まっている。

祭典を盛り上げる仕掛けもさまざま

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 DWCは、レース総額1,000万ドル、1着賞金600万ドルの国際的なレースで、1996年に当時のナドアルシバ競馬場で第1回が開催された。以後、98年に国際GIレースに昇格し、今年22回目の開催となる。

 今年1月に米ガルフストリームパーク競馬場で開催されたペガサスワールドカップに、賞金総額で抜かれてしまったが、DWCは昨年まで世界最高賞金を誇るレースであり、今年も有力馬の参戦が見込まれている。

 その第1回ペガサスワールドカップで優勝し、昨年のDWC優勝馬カリフォルニアクロームを抜き、北米の歴代最高賞金獲得馬になったアロゲート。サンタアニータでの調整を終え、13日にドバイに向けて出発を予定する。

 同じく米から参戦するガンランナーは、GIクラークハンディキャップの勝ち馬で、昨年のGIトラバーズステークスでアロゲートの3着になっている。UAEからは、一昨年のUAEダービーを勝ったムブタヒージュが地元の期待を背負って戦う。

 日本からは、今年のGIフェブラリーステークスの覇者ゴールドドリームや昨年のJBCクラシックに優勝したアウォーディーらが参戦する。

 コースは2000メートルのダート。2010年から2014年まではオールウエザーだったが、一昨年からダートに戻している。過去21戦では、ダートの本場米国馬が10勝を挙げ、地元UAE馬が8勝、英国、フランス、日本馬がそれぞれ1勝している。日本馬唯一の勝利は2011年のヴィクトワールピサ。

 同レースが行われる3月25日はドバイワールドカップデーとして、全9レースが行われる。日本からは、サウンズオブアース(GIドバイシーマクラシック)や秋華賞馬ヴィブロス(GIドバイターフ)などが参戦する。

 全レース終了後のコンサートでは、オーストラリア出身の世界的歌手SIAさんがパフォーマンスを行うことが決まっている。

 各レースの時間や入場料は、ドバイ・レーシング・クラブのホームページで確認できる。

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