ドバイの隣国、シャルジャ首長国で2011年に始まった乳がん予防の啓発や患者家族への寄付を募る「ピンク・キャラバン」の一団が3月14日、ドバイ・モール内の仏系デパート「Galeries Lafayette」で食のイベント「Pink Bite」を行った。
今年で7回目を迎えた同キャラバンは、約150人のライダーが参加し、ピンク色の装飾を身に着けた馬にまたがって10日間かけてUAE全土を横断する。シャルジャを出発し、総行程約200キロの道のりを歩き、最終地点のアブダビを目指す。
過去6回のキャラバンでは400人を超えるライダーが参加し、1440キロを走破。キャンペーンに参加した455の病院が4万人以上にがん検診を提供している。
7日目となった3月14日、一団はドバイに到着。保健省からムハンマド・ビン・ラーシド宇宙センターまでの22キロを歩いた。その日の夜、関連イベントとして「Pink Bite」を開き、ドバイを代表する7人のシェフによる料理対決を行った。今年のTimeout Dubaiのレストラン大賞を受賞した「PLAY Restaurant & Lounge」のシェフReif Othmanさんや、同じく最優秀新規オープンレストラン賞のRuyaのシェフColin Claugeさんらが技を競い合った。
翌15日はCitywalkを出発し、ドバイ・キャナルやビーチ沿いを行進した。16日にアブダビに入り、最終日の17日にアブダビのZayed Sport Cityでゴールを迎える。