ドバイ世界貿易センターで4月12日~15日、「World Art Dubai」が開催された。日本からは一般社団法人ジャパンプロモーションがブースを構え、アーティスト24人の作品を出展した。
World Art Dubaiは、盛り上がりを見せるドバイのアートシーンに、現代アートをより手軽に手に取れる機会を提供しようと、2015年に始まったアート展示会。3回目を迎えた今回は世界30カ国から約150のアーティストやギャラリーが作品を展示し、会期中には約1万人の来場者があった。
World Art Dubai出展に先立って行われたArt Hub Dubai Galleryでの展示では、パフォーマーのエコツミさんによる和風歌劇が披露された。
World Art Dubaiでは、書家金沢翔子さんの代表作で屏風(びょうぶ)に書かれた「共に生きる」の書や、パリのメゾン・エ・オブジェやジャパン・エキスポに出展している心恵さんのジュエリー・アートなどが展示された。
そのほか、日本文化発信事業「JAPAN TIDE(ジャパン・タイド)」の一環として4月16日~22日、ドバイ・モールの紀伊国屋書店では伝統工芸品などの和風商品を展示販売。今年のTimeout Dubai Restaurant Awardで最優秀日本食レストランにも選ばれたZumaでは、VIPルームで唐津焼の食器に合わせた特別メニューを提供する。