ドバイの都市フォント「ドバイ・フォント(Dubai Font)」が4月30日、ドバイ・オペラでお披露目された。今後、ドバイの全ての政府機関の標準フォントとして使用される。
ドバイ・フォントはハムダーン皇太子主導のプロジェクトで、マイクロソフト社と共同で開発。ローマ字とアラビア語の書体で、それぞれ標準、ライト、ミディアム、太字の4種類からなる。
デザインを担当したのは、Nadine Chahine博士とモノタイプ社。モノタイプ社は、Times New RomanやGill Sansなどの書体を手掛けてきた世界的なフォント会社。
プロジェクトの進捗(しんちょく)を見続けたハムダーン皇太子は、ドバイ・フォントに込めた思いを「過去と未来への情熱の融合」と表現する。
Chahine博士は「ドバイ・フォントのデザインの作成過程で、近代都市ドバイのビジョンと伝統を大事にした」と話す。ローマ字とアラビア語の字体の調和を大切にし、2つの異なる自体のギャップを埋めるものと位置付ける。
公式ホームページより無料でダウンロードできる。