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世界中の「不思議なもの」を集めた展覧会 ドバイ初上陸

モール内に突然現れた巨大な恐竜やマンモスの化石

モール内に突然現れた巨大な恐竜やマンモスの化石

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 「リプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノット展(Ripley's Believe It Or Not Exhibition)」が、9月1日からドバイのオード・メタ地区にあるワフィ・モール(Wafi Mall)で開催されている。

25万本の竹串で作られた宮殿

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 アメリカの漫画家であり探検家のロバート・L・リプリー(1980-1949)が、生涯にわたり旅の中で集めた世界中の珍品の数々を展示する。同様の珍品を集めた博物館はアメリカやカナダ、イギリス、デンマーク、メキシコなど世界各国に展開されており、100周年を記念して今回ドバイに初上陸した。

 リプリーは生涯で世界198カ国、地球約18周分の距離を旅したといわれており、その旅の中で出合い体験した魔訶(まか)不思議な事象についてを、新聞連載(Ripley's Believe It Or Not)やDVD、博物館の運営などを通じて、世界中の人々に伝えている。

 今回の展覧会では博物館に展示されている写真2万点、工芸品等3万点、漫画のパネル10万点という膨大なコレクションの中から厳選した75点を展示。作品はワフィ・モールの広い敷地内に、1番~9番の観賞用の作品展示ブースと、A~Fの体験型の作品展示ブースに分かれて展示する。作品のそばにはそれぞれの番号のスタンプが置かれており、全てのスタンプを集めるとワフィ・モール内の飲食店で20%の値引きを受けられるサービスも行っている。

展覧会が終了する11月末には、アメリカにあるリプリーズ博物館を訪れることができる抽選がスタンプラリー参加者を対象に行われる。当選者には本人と同行する家族分の航空券代と7日分のホテル宿泊費が贈られる。

 作品の中には数百のリサイクルタイヤを使ってタイで作られた実物大のティラノサウルスや、リプリーが中国で目にした約90キロの翡翠(ひすい)を使った船のレプリカ、マッチ棒だけで作られたタイタニック号の約2.3メートルの模型、数百の竹串でできた宮殿、17世紀までマダガスカルに生息していたエピオルニスの卵、北米に生息した初期の肉食恐竜であるコエロフィシスの化石などがあり、世界各国のジャンルを問わないさまざまなものに触れることができる。

 ワフィ・モールの営業時間は10時~22時(木曜~土曜は24時まで)。入場無料。11月30日まで。

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