アラブ首長国連邦(UAE)の連邦結成記念日に向け、UAE国旗を掲げる「フラッグ・デー(Flag day)」が11月1日より始まった。12月2日の連邦結成記念日まで約1カ月間、政府機関の建物をはじめとしたUAE国内が国旗を掲げ、お祝いムードとなる。
2004年にハリファ現UAE大統領が即位した日を記念日として、旗日は毎年11月3日に制定されていたが、今年はマクトゥーム副大統領(ドバイ首長)の発表により、11月1日午前11時に変更となった。
UAE国旗の4つの色にはそれぞれ意味がある。赤は勇敢さや強さを、緑は希望や喜び、白は平和や寛容さ、黒は敵の敗北や心の強さを、それぞれ象徴する。
法律により「UAE国旗を公に落としたり、損害を与えたり、何らかの形で侮辱した者は、6カ月以下の懲役または1,000万米ドル以下の罰金が科される」と定められている。
昨年のフラッグ・デーの間にはジュメイラ地区のカイト・ビーチで、4000もの国旗で、UAE初代大統領ザイード・ビン・スルターン・アル・ナヒヤーンの肖像画が描かれた。