182日間にわたり開催された「ドバイ万博2020」が、2410万2967回の訪問を記録した。
ドバイ万博、会期中2400万超の訪問を記録 国内企業にも好影響
中東・北アフリカ・南アジア(MEASA)地域で初めて開催される万博として、世界的にパンデミックが始まって以来、初めて開催される規模・イベントとして、ドバイ万博2020はドバイにとって大きな実績となった。
ドバイ万博2020高等委員会委員長のシェイク・アーメド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は「素晴らしい6カ月間を経て、心をつなぎ、未来を創造し、世界にインスピレーションを与える万博を開催でき、大変誇りに感じている。ドバイ万博2020は、団結と希望の光として歴史に残る偉業であり、50周年を迎えたアラブ首長国連邦にとって大変な名誉であり、我が国の歴史における決定的瞬間でもある。この野心的な国にふさわしい、類まれな万博を開催するためのビジョンと指針を示した我々の指導者に心から祝福を送る」とコメントを寄せる。
ドバイ商工会議所の報告書によると、2022年1月のドバイの利用可能な部屋あたりの収益は、2021年1月の293ディルハムと比較して460ディルハムに増加し、56.3%増えた。2015年エキスポの開催都市であるミラノでの54.5%を上回った。
2021年1月の711ホテル施設に対して、2022年1月には759ホテル施設となり、ゲスト宿泊数は2021年1月の265万人に対して2022年1月は304万人だった。
ドバイ万博2020は、ドバイ国内の企業にも良い影響が出ているとされ、同報告書によると、ドバイの76.5%の企業が万博開催中にビジネスの成長を記録し、73.5%の企業が万博開催中に新しいビジネス関係を構築したという。