ミラクルガーデン(Al Barsha, Dubai)は2015年のガーデンツーリズムアワーでモーゼル賞を受賞した。
国際ガーデンツーリズム協会が主催、世界各国の観光地として優れている庭園を評価するガーデンツーリズムアワー。ミラクルガーデンは、「New Garden Experience(新しい庭園体験のできる場所)of the Year」としてモーゼル賞を初めて受賞。日本からは、北海道のガーデンショー、ガーデン街道、ガーデンアイランド北海道が、最も優れたGarden Festivalとして表彰された。
ミラクルガーデンは2013年にオープン、東京ドーム約15個分の面積に、開催中は常時5000万本以上の花が咲く。リサイクルされた水を使い、土壌も特殊加工で保水機能の優れたものを採用するなど、砂漠の国とは思えないほどの色とりどりの花を楽しめる。2013年3月には世界最大の垂直庭園としてギネスにも認定された。
全て花で飾り付けられたハート型のアーチや、ドバイの世界最大の高層ビルブルジュ・ハリファを模したタワー、ベンツやリムジンなどの実際の車に花が植えられた車好きなドバイらしいものもある。子どもが遊べる巨大迷路やボールプール、遊具などもあり、週末にはドバイ以外のオマーンやカタール、サウジアラビアなどからも多くの家族が集まる。
今年からはカラフルな花が集まる庭園以外に、26種類の世界中のチョウを集めたバタフライガーデンも見どころのひとつとしてオープンした。気温が高くなることため6月初旬に閉園するミラクルガーデンとは異なり、バタフライガーデンはドームの中で楽しむことができるため、年間を通して開園する。
入場料金は30ディルハム(約1,000円)。営業時間は9時~21時(週末は23時まで)。