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ドバイ・ブルジュパークで「マーケットアウトサイドザボックス」 最新トレンド発信

会場のすぐ後ろにはブルジュカリファ、ドバイオペラが並ぶ

会場のすぐ後ろにはブルジュカリファ、ドバイオペラが並ぶ

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 ダウンタウンにあるブルジュパーク(Burj Park)で1月11日~20日、「マーケットアウトサイドザボックス(Market Outside The Box)」が開催される。

アラブの伝統衣装クーフィーヤをモチーフにしたTシャツ

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 同イベントの開催は今回で5回目。ドバイをはじめ中東地域を中心に活躍する新鋭のデザイナーたちが、ブルジュパークの1万1300平方メートルにわたる広大な芝生の上にそれぞれのブースを出店、最新の作品を展示・販売している。ドバイに最も買い物客が集まるショッピングフェスティバルの時期に併せて毎年開催されており、新たなブランドを発見できる機会にもなっている。

 約97のブランドブースだけでなく、ドバイを拠点にヨガウエアを手掛ける「Y Apparel」のヨガ教室や、DJによる音楽、パフォーマーによるダンス、マジックショー、光と映像のショーなどのイベントも行われている。インド料理からハンバーガー、アイスクリームまでさまざまな飲食屋台も出ている。

 今回出展しているブランドの一つ「Birdsn'Bees」は子ども向けの洋服やおもちゃを取り扱う。オーナーの女性がドバイに住み始めてからブランドをスタートし、今年で5年目を迎える。洋服はイギリス、おもちゃはフランス、サングラスなどのアクセサリー類はニューヨークから輸入、ドバイの強い紫外線から子どもたちを守れるようにと、デザインだけでなくUV加工にもこだわった洋服を厳選しているという。オーナー自身がデザインした洋服も展開し、マリーナスークなどドバイ各所で開かれるマーケットでも販売を行っている。

 そのほか、昨年12月に立ち上げられたばかりのブランド「Dukkan Careem」も出店。本ブランドはドバイを拠点とする自動車などの配車予約アプリ「カリーム(Careem)」が、ドバイ出身のデザイナーやアーティストと協働して始めた。アラブの男性の伝統衣装の一つクーフィーヤ(頭にかぶるスカーフ)の柄や、アラビア語で「さあ」など掛け声を意味する「Yallah」の文字が描かれたTシャツなどアラブならではのデザインを展開している。

 夫婦がデザイナーを務め、栃木レザーを使用した革製品を販売する「Ryoko」など、モールにはないさまざまなブランドが出店している。

 開催時間は、日曜~木曜=16時~23時、金曜・土曜=10時~24時。

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