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ドバイの日本人経営ヘアサロン「ナデシコ」、日本人美容師募集開始

日本人美容室「Nadeshiko」 入り口は男性用・女性用の2カ所を用意

日本人美容室「Nadeshiko」 入り口は男性用・女性用の2カ所を用意

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 ドバイのヘアサロン「Nadeshiko(ナデシコ)」が5月、日本美容師の募集を始めた。

Nadeshikoを経営するクリエーティブディレクターの薬師神さん 店内は落ち着いたモダン調

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 同店は2013年にオープンした男女兼用の美容室。ドバイには、ホテル以外では男女兼用の美容室は他に無く、女性のみ・男性のみのいずれかの店となるが、同店はライセンスを取得し、入り口を2カ所設け、店内も仕切ることで男女の施術を可能にしている。

 店舗面積は900スクエアフィート(約25坪)で、内装デザインを担当したのは中東で10年以上活躍する丸山剛史さん。ローカルが集まる緑地公園「Safa Park」内の図書館や、アラブ人にも人気の日本食レストラン「Tomo」のデザインを手掛けたことでも知られる。

 ドバイの中心地でもある金融関係のフリーゾーン(経済特区)に位置する同店。世界最大のショッピングモールドバイモールからも車で5分ほどの距離で、最寄りのファイナンシャルセンター駅からも歩いて5分の場所にある。

 周辺諸国のほとんどに日本人経営の美容室がないため、アフリカやヨーロッパも含め飛行機に乗って来店するリピーターもいるという。顧客は、日本人を含むアジア地域の人が50%、中東地域やアフリカ、ヨーロッパなどが残り50%。

 マネージングパートナーでクリエーティブディレクターの薬師神友美さんは愛媛美容理容学校卒業後、愛媛・大阪の理美容室やブライダルメークを経て、2010年にドバイに渡航。ドバイ初の日本人サロンでシニアスタイリストとして活躍後、ドバイの5つ星ホテル内のサロンで経験を積み同店を開いた。サロンワークのほかにも、ドバイのファッション誌、ファッションショー、映画やCMなどのヘアメークとしても活躍している。

 今回、同店で働くスタイリストの求人を始めた。日本や他のアジア地域で働くと、ほとんどアジア人の髪しか扱えないが、ドバイで学べば、さまざまな国籍の髪質や好みの違う人々の顧客に出会え、世界中で働ける経験を積むことが期待できるという。

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