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2022年にアラブ首長国連邦(UAE)で導入される、知っておきたい7つの新ルール

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 アラブ首長国連邦(UAE)では、住民が生活をより快適に過ごせるよう、都度変更される。婚外妊娠から犯罪の刑期まで、2022年に導入された、知っておくべき7つの新ルールを紹介する。

 

 -1- 人間関係法

 2021年11月28日、UAE大統領、シェイク・ハリファ・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン閣下は、UAE史上最大の法改正となる40以上の法律の改正を承認し、2022年1月2日に施行された。これには、婚外恋愛の規制を緩和する新法が含まれ、その後、未婚の夫婦が、子どもを認知し養育することを条件に、婚姻の必要なく妊娠することができるようになった。ただ、両親共に自国の法律に基づいた身分証明書と渡航証明書を提出しなければならず、これを怠ると刑事事件として両親共に2年の禁固刑が適用される。

 

 -2- サイバー法

 UAEでは、「オンライン技術やその応用、乱用によって生じる懸念に対処する」ための新しい法律が制定された。ネットいじめ、嘘のニュースの拡散、オンラインハラスメント対策に焦点が当てられている。これには、虚偽の広告や宣伝、暗号通貨や医療品・サプリメントの無認可取引などが含まれる。この法律では、犯罪の追及に使われたデバイス、ソフトウエア、コンテンツなどを没収し、そうした情報を削除できる権限を裁判所に与えている。

 

 -3- 労働法

 UAEで2021年12月に発表された新たな法律は、労働週が日曜~木曜から、月曜~金曜になった点。これは2022年1月3日の施行以降、政府職員にのみ義務付けられているが、多くの民間企業もこれにシフトしている。各首長国にて週休2.5日を発表している首長国、また週休3日を発表している首長国がある。

 民間企業向けのフレックスタイム制に関しても追加された。2021年11月15日に発表された連邦政令法第33号は、民間企業の人々に「派遣労働や柔軟な仕事、フリーランスの仕事、凝縮した労働時間、共同作業を選ぶ機会」を与えるもの。

 

 -4- 渡航制限

 現在、UAEに入国する人はPCR検査を受け、陰性であることが条件となっている。検査を受ける期間は国によって異なるが、通常48時間~72時間。2022年1月10日より、ワクチン未接種のUAE国籍を所有する方の海外渡航が禁止されることが発表された。ワクチン接種済みの現地人が、この日以降に渡航する場合、ブースター注射を受ける必要がある。

 

 -5- コロナルール

 パンデミックにまつわるルールや制限は、1年を通して大きく変化している。現時点では、下記が最新のル-ルとして守られている。

1メートルのソ-シャルディスタンスを確保

レストランは1テーブル10人まで、カフェは6人まで

政府施設に入るには(1月3日から)Al Hosnアプリのグリーンパスが必要

ホテルはフル稼働、娯楽施設は70%稼働が可能

100人までの結婚式は、招待客とスタッフ全員が予防接種を受ければ開催可能

家庭での集まりは30人まで

公共の場でのマスク着用は引き続き必要

ゲストは会場のバーで食べ物や飲み物を取りに歩き回ることはできず、テーブルに着席している必要がある

 

 -6- 薬事法

 2021年11月28日、UAEは薬物法の一部を緩和し、初犯者の刑期を短縮した。新法では、薬物の使用や所持で有罪判決を受けた人には、懲役刑ではなく、治療や教育プログラムのある安全な収容施設に入る機会が与えられる。薬物犯罪で有罪となった外国人の国外退去は強制ではなく、裁判官の裁量に委ねられることとなった。初犯の場合、最低刑期が2年から3カ月に短縮されたが、2万~10万ディルハム(約6.2万円~31万円)の罰金が科される。

 

 -7- 不渡り小切手

 連邦裁判所は2021年12月26日、UAEにおける不渡り小切手に関する法律の変更を発表した。詐欺事件に関するものを除き、不渡り小切手のほとんどが非犯罪化され、より迅速かつ正確な解決を図るため、裁判外での解決も可能となった。


 

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