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ドバイで鳥人間コンテスト復活 「Red Bull Flugtag」11月開催へ

8年ぶりにドバイで鳥人間コンテスト開催(2007年に行われた大会時の写真)

8年ぶりにドバイで鳥人間コンテスト開催(2007年に行われた大会時の写真)

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 1992年にオーストリアの首都ウィーンで初開催され、世界各地で行われてきた鳥人間コンテスト「レッドブル・フルーグタグ(Red Bull Flugtag)」が、2007年に行われてから8年の時を経て2015年11月27日、ドバイの運河(Dubai Creek)を鳥人間が舞う。

新旧の間に位置するドバイ・クリーク

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 フルーグタグとは、ドイツ語で「飛ぶ日」の意味。飛行距離、機体の独創性、ショーマンシップの3項目で得点を競う。ドバイでは3回目の開催。47チームが参加を予定し、すでに事前審査をクリアしている。前回大会の2007年大会では36チームがエントリーし、食べ物の形やアニメのキャラクターの機体などが空を舞い、会場に集まった約3万人の観客を楽しませた。

 1チーム4~5人のメンバーで構成され、パイロットは16歳以上で、自力で泳ぐことができなければならない。自作の機体は重さ200キログラム以内に制限される。競技では、高さ6メートルのランプから飛行する。

 初開催以降、世界中で100回以上大会は開催されてきた。最長飛行記録は、2013年にカリフォルニア州ロングビーチ大会で記録された78.64メートル。

 会場となるドバイ・クリークは、ドバイ発展の歴史を築いてきたデイラ地区(旧市街)とブルジュ・ハリファやドバイモールなど著しい開発を行ってきた地区の間を流れる運河。クリーク沿いに停泊する商業船は、物流のハブ、ドバイの基礎をなし歴史を今に伝えるとともに、旧市街の名物にもなっている。

 ドバイの歴史が詰まった運河で、最長飛行の更新が期待される。

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