12月2日に44回目の連邦結成記念日を迎えるアラブ首長国連邦(UAE)では、同じくこの日がハリファ大統領の即位日でもあることから国を挙げての祝賀ムードとなっており、12月1日の殉職者の日から12月5日まで5日間の連休に入るため、ドバイ各所でさまざまなイベントが予定されている。
ブルジュ・ハリファのお膝元、ダウンタウンのブルジュ・プラザで11月26日、「National Day Souq」が開幕。Souqはアラビア語で「市場」の意味。National Day Souqでは、UAE建国当時の市場が再現され、アラビア湾の周辺文化に触れることができる。UAEの女性がヤシの葉を編み込んでかごを作る様子を見学できたり、ヘナ・アートを施してもらう体験ができたりする。
中央にはステージが設けられ、太鼓の音に合わせ民族衣装に身を包んだ男性たちが伝統的なダンスを披露する。周囲には連邦結成記念日にちなんだ店が出店し、お菓子や民族衣装、記念グッズを販売している。
同じくダウンタウンでは11月28日の15時~17時、毎年恒例のパレードを予定。ドバイ警察の騎馬隊やスーパーカーシリーズのパトカー、各政府機関の車両などを一度に目にする機会となり、UAE国旗カラーの衣装に身を包んだ一団が3.5キロのダウンタウンを練り歩く。
ドバイモールでは子ども向けのイベントも多い。11月26日~12月5日は、子どもたちに風船をプレゼントし、フェースペイント、キッズアートやネイルアートに参加できる。期間中、ドバイモール内ビレッジでは毎日15時から、子ども向け折り紙講座も開く。
12月1日・2日は、ドバイモール内を子どもたちがパレートで歩き、2日は記念チョコレートを配る予定。
モール・オブ・エミレーツでも11月20日~12月3日、中央広間でパレードを開催。UAE国旗カラーの衣装を身に着けたダンサーが踊り、ファッションショーを繰り広げる。
イブン・バトゥータ・モールはUAEの文化と遺産に特化し、伝統的な市場を再現。ヘナやネイルアートのほか、アンティーク商品の販売やタカのディスプレーなどを行う。
観光客の多い海沿いのジュメイラ・ビーチ・レジデンスの遊歩道ザ・ビーチでは12月2日~5日の19時30分~22時30分、レーザー光線を用いた光のショーを,繰り広げる。光をテーマにした大道芸人も18時~22時、毎夜登場。2日の連邦結成記念日当日は14時から2時間おきに、馬のショーを行う。
12月1日のビジネス・ベイを始め、結成記念日期間中は花火も打ち上げる予定。