2015年のFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)に選ばれたバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ選手が1月13日、2020年ドバイ万博の親善大使に任命された。
アラブ首長国連邦の国務大臣リーム・ハシミ・ドバイ万博2020事務総長から、ドバイ万博の最初の親善大使に任命されたメッシ選手。母国アルゼンチンでのドバイ万博広報活動で力を発揮することが期待される。
メッシ選手は、9日に行われたグラナダCF戦でハットトリックを決めて勝利に貢献した後、11日にスイスのチューリッヒで行われたFIFAの年間表彰式に出席。レアル・マドリード所属でポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド選手らを抑えて、3年ぶり5度目のバロンドールに輝いた。昨年末には、ドバイで開催された第7回グローブ・サッカー・アワード授与式典で年間最優秀選手を受賞している。
メッシ選手は、2015年61試合に出場し52ゴール(26アシスト)をマーク。バルセロナをスペインリーグのチャンピオンに導き、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ、日本で行われたクラブ・ワールドカップに優勝するなど、チームとして5つのタイトルを獲得した。
ドバイ万博2020事務局によると、万博のテーマである「心をつなぎ、未来を創る(Connecting Minds, Creating the Future)」にふさわしい親善大使にさまざまな業界著名人が向こう数カ月で任命される予定という。
ドバイ万博2020は、昨年イタリアで開催されたミラノ万博の後を受け、2020年10月20日から翌年4月10日まで半年間催される。開催期間中は2500万人の来場が予想されており、そのうち70%は外国からの来場となる見込み。