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ブルジュ・ハリファでピカソとミロの企画展 珠玉の名作が一堂に

世紀の画家の作品に触れる貴重な機会

世紀の画家の作品に触れる貴重な機会

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 ドバイの中心にそびえ立つ世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファ内の多目的施設「The Annex」で現在、世界的な画家パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)とジョアン・ミロ(Joan Miro)の企画展「Passion & Poetry」が開催されている。

豊かな色使いに目を奪われる

 ピカソとミロは共に19世紀後半にスペインに生まれ、1920年にパリで出会っている。生涯を通じて交流があり、20世紀を代表する芸術家として世界のアートをけん引した。

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 今回の企画展では2人の天才画家の作品から267点を展示。リトグラフやスケッチ、色彩豊かな絵画や陶器など幅広いコレクションで、全て欧米のプライベートコレクターからの貸し出しによる。

 同企画展を手掛けたキュレーター、セルジオ・ガッディ(Sergio Gaddi)は「ピカソとミロは、同じ地中海の風の中を生き、ヨーロッパのアート界にとって最も重要な期間を共に過ごしている。彼ら2人は、ある面ではとても似ているし、とても違う。まるでコインの裏表のようだ」と語る。その2人の類似と相違を表現するため、今回の企画展は5つのセクションに分けられている。

 第1セクションは、「Creators of the Myth(神話の創造主たち)」と名付けられ、ピカソやミロが見つめたリアリティーを、おのおのが芸術に投影した作品が並ぶ。

 ピカソの作品は、1942年発表の「Natural History」シリーズの動物を描いたスケッチの数々。生き生きとしたタッチで立体的な毛並みまで表現された動物たちに目を奪われる。ミロの作品は、1971年の「Le L?zard aux Plumes d'Or」シリーズから。タイトルにあるように、黄金の羽根を持つワニの冒険に関するシュールレアリスム的な詩をビジュアル化した作品となっている。

 次の「Inventors of New Languages(新言語の発明者たち)」セクションでは、ピカソの売れない時代の悲哀を陰鬱(いんうつ)な色で表現した作品が展示される一方、ミロは色彩がより一層多様化し、その詩的表現の深まりが如実に表れており、両者の相違が際立つ構成になっている。

 そのほか、ピカソによるミュージカル衣装のスケッチや、ミロの動物を描いた陶器などの作品を見ることができる。

 開催時間は12時~22時(土曜・日曜は10時~)。入場料は、大人=125AED(約4,000円)、学生=80AED(約2,500円)。

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