ドバイのSheikh Zayed Road沿いに今月、イタリア・モデナが生んだスーパーカー「ランボルギーニ」の世界最大のショールームがオープンした。
ドバイの主要幹線道路シェイク・ザイード通り沿いに建てられたショールームは、広さ3万平方フィート(約2800平方メートル)。3階建てで、2つのプライベート展示エリアを備えている。建物のデザインは、ドバイの「7つ星ホテル」ブルジュ・アル・アラブや、パリのオペラ・バスティーユを設計したウルグアイ人建築家カルロス・オットーさんが行った。
ショールームの外壁は、ワイヤで固定された全面ガラス張り。低重心のランボルギーニの車体のようなデザインで、最上部にランボルギーニの暴れ牛のロゴが光る。
ショールームを所有し管理するのはAl Jaziri Motors。関係者は、V10やV12エンジンを搭載したランボルギーニのドバイでの高い需要から、ショールームの成功に期待を寄せる。
ランボルギーニは1999年にアウディの傘下に入る。以後、ランボルギーニの販売台数は過去15年で10倍に急増した。
ドバイでは、2013年にドバイ警察が55万米ドル(約6,000万円)のランボルギーニ・アヴェンタドールを購入。ドバイ警察で使用されているブガッティ・ヴェイロンやマクラーレンMP4-12C、Nissan GT-Rらとともに人気を博している。
営業時間は9時~20時。金曜定休。