ドバイ・デザイン・ディストリクト(d3)で11月18日・19日、2010年の初開催から5回目を迎えたドバイ最大のストリートファッションイベント「SOLE DXB」が開催された。
会場のd3は、ファッションやアート、デザインに特化したドバイの新興文化拠点。屋外に仮設のストリート空間が作られ、ファッショニスタが集結した。
エントランスを抜けた場所にはナイキがプロデュースするバスケットコートが広がり、ヒップホップが流れる金網の中でバスケットボールの試合が絶え間なく行われた。
バスケットコートの周囲には地元ブランドや国際的なメジャーブランドのアパレル店、飲食店などが店舗を構えた。ナイキのほか、アディダスやプーマ、リーボックやニューバランスなどが、ストリート系のスニーカーを中心にアパレル商品を展示。屋上部分はバーエリアとして開放され、来場者はネオン輝く会場を俯瞰(ふかん)しながら酒を楽しんでいた。
セレクトショップの「Namshi」や「Upclassics」、ドバイモールの靴専門セレクトショップ「level」など地元のアパレルショップも店舗を構えた。「nonnative」や「visvim」など、日本のアパレルブランドを新たにドバイに展開する「FRAME」は今回が初出店。d3内にショップを12月オープン予定で、日本のストリートファッション発信を目指す。
特設ステージではDJがヒップホップミュージックで会場を盛り上げたり、生中継のラジオ番組の発信を行ったり、ストリートフードを販売するフードトラックが並んだりと、さまざまな角度でストリート文化を発信するイベントとなった。