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ドバイのファーマーズマーケットで日本革の小物販売

Ryokoが販売するかばんや小物

Ryokoが販売するかばんや小物

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 ガストロパブReform Social & Grillで6月11日、ファーマーズマーケットRipe Marketが開催され、日本製の革を使用した製品を製造・販売するRyoko Trading FZEがポップアップストアを出店した。

ドバイの企業が販売する革カバン「Ryoko」

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 Ripe Marketは、地元の食材やオーガニック食材を販売するRipe Fresh LLC.が定期的に開催するマーケットで、ドバイとアブダビの公園やショッピングモールなどが会場となる。同社が販売する野菜などを販売するほか、地元企業がブースを出展、ヨガやフィットネスのワークショップなど、大人も子どもも楽しめるイベントとなった。

 今回会場となったのは、高級住宅エリアThe Lakes内にあるガストロパブReform Social&Grill(The Lakes, Dubai)の特設テントだ。ほかにはオーガニック青果や、手作りのアクセサリーや子供向けのおもちゃ、小物などが販売された。

 ポップアップストアを出店したRyoko Trading FZEは、インド人のアニルバンさんとタイ人のヌーンさん夫妻が立ち上げた企業。初めは、夫のアニルバンさんが趣味として革小物の製造をしていたものを、2年前にオリジナルブランド「Ryoko」として事業化。現在はドバイとタイを拠点として製造から販売まで行っている。材料の革には、革業界でも製造される場所が限られて希少な、良質なグレインレザーを使用している。

 ブランド名は日本語の「旅行」が由来で、革製品が持ち主とともに色んな国を旅してほしいという夫婦の願いが込められている。代表でデザイナーのアニルバンさん一推しは、290ディルハム(約8,700円)のカードケース。「機械を使った縫製とは異なる、ハンドステッチの風合いをより出すために、日本の栃木レザーを材料として使用している」とアニルバンさん。

 同ブランドのほかに、妻のヌーンさんがプロデュースし集めた商品を扱う「Kyu-Rata」ブランドも販売する。日本語の「九」をモチーフにしたロゴマークを採用。Ripe Marketで注目を集めていたのは、パイン材と本革を使ったクラッチバッグやショルダーバッグ。中にスマートフォンを入れても傷がつかないように、木の内側にクッション材となる布を貼るなど、使いやすさを追求したデザインが注目を集めた。

 両ブランドの商品はシンガポールとオーストラリアのセレクトショップや、オンラインショップで販売している。国際便にも対応。

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