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ドバイで人気のラクダミルクソープ、日本で販売開始

ラクダミルクを使用したオーガニックソープ 「The Camel Soap」(イメージ)

ラクダミルクを使用したオーガニックソープ 「The Camel Soap」(イメージ)

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 The Camel Soap Factory社(Al Quoz, Dubai)は6月19日から、アルチエ社(大阪府松原市)と提携しドバイで製造したラクダミルクソープの日本販売を開始した。

ラクダがデザインされた石鹸と包装

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 ラクダのミルクは、古来より美容効果があるとされ、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいて、日差しから肌を守る効果も期待できるという。もともと、砂漠の遊牧民ベドウィンにとって、ラクダは移動手段や食料品で、身近な存在だった。現在も砂漠地域には遊牧されるラクダが多く、ラクダを販売する市場やラクダ専用の動物病院などもある。スーパーマーケットでは牛乳と並んで、飲用のラクダのミルクも販売、ラクダの肉を使ったハンバーガーも人気だ。最近ではラクダミルクの効果を研究する中東や欧州の機関などもあり、ベドウィンのみならず注目を集める。

 今回2つのコレクション、全6種類の商品のオンライン販売を開始する。伝統的な手作り手法で作ったオリーブオイル配合のカスチールせっけんは、100グラム1,640円。発汗作で老廃物の排出を促すという「スイートオレンジ&レモン」、ニキビ対策にも使える「ティーツリー&ローズマリー」、エージングケアの「ラベンダー&ローズゼラニウム」の3種類。アラブ独特の香りが楽しめるシアバター配合のオリエンタルせっけんは、100グラム2,200円。「液体の金」とも呼ばれる高価なオイルを使った「ウード」、フローラルな香りを楽しめる「ムカハレット」、最高の媚薬(びやく)とも言われる官能的な香りの「ムスク」の3種類。

 The Camel Factory社は、創業者であるステビさんが自宅で作ったラクダミルクソープを、ハンドメード商品などを取り扱うARTEで販売したことが始まり。現在はショッピングモールやスークなどで販売され、ドバイ土産の定番商品ともなっている。

 アルチエ社の大谷慶仁社長は、2015年にドバイ営業所を開設し、メイドインUAEの商品を日本に広めたいという思いからさまざまな商品を検討する中でラクダミルクソープを見つけ、メーカーとの提携にこぎ着けた。「今後もドバイのメーカーと協力し、幅広い商品を日本で販売したい」と意気込む。

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