アル・サファ・ストリートにあるアル・カザーン・パーク(Al Khazzan Park)で11月10日・11日、フリーマーケット「ナシャート・インザパーク(Nashaatt -In The Park)」が開催された。
シンボルツリーの下に、日没後はDJブースや卓球台が設けられる
会場となったアル・カザーン・パークは漏斗のような形をしたシンボルタワーが特徴で、1980年代に貯水タンクとしていた土地を改修した場所。2014年にドバイの芸術的な風景や特徴を創造する目的で行われたキャンペーン「Dubai Speak To You」の一環で、現在は太陽光発電システムを取り入れた公園となっている。世界最大のショッピングモール「ドバイモール」からも車で5分ほどの場所にあり、道路の向かいには観光客やローカルアラブ人から注目を集めるエリアシティウオークもある。
芝生エリアでレジャーシートを広げて休むこともでき、子ども向けの遊具も充実している。園内のカフェ「Inn the Park」の電力は100%太陽光発電で賄う。ビーガン向けのメニューやシュガーフリードリンクなどヘルシーメニューをそろえる。
カフェに隣接した無料ライブラリーは、UAEのアート建築などを特集したアート雑誌「Brown Book」がキュレーターとなっており、無料Wi-Fiサービスとともに雑誌や書籍を閲覧することができる。
今回行われたフリーマーケットでは、ファッション・アート発信地「ドバイ・デザイン・ディストリクト」でセレクトショップ「FRAME」を営むピーター・アンさんも参加し、ストリート系のファッションやスニーカーなどを販売した。その他、アラビア語をデザインしたTシャツや、サングラスなどローカルデザイナーの商品も販売。ラジオ「971Records」で人気のフセインさんがDJとして盛り上げる姿も見られた。