アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで11月26日、F1アブダビグランプリが開催され、メルセデスのバルテリ・ボッタス選手が優勝した。

今回が最後の走りとなったマクラーレン・ホンダ

　20戦で争われる2017年F1シーズンの最終戦となった同レース。ボッタス選手は今季3勝目となった。2位は今シーズンのドライバーズタイトルを獲得したメルセデスのルイス・ハミルトン選手。王者メルセデスが1・2フィニッシュとなり、今シーズンのコンストラクターズタイトルも獲得した。

　今季がパートナーシップの締めくくりとなり、最後の走行に注目された新生マクラーレン・ホンダ。2015年のホンダF1復帰とともに、打倒メルセデスを目標に掲げプロジェクトが始動した。今大会ではフェルナンド・アロンソ選手が9位に入賞し、ストフェル・バンドーン選手が12位で完走。表彰台に乗ることはできなかった。
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　会場は、巨大ショッピングモール「ヤス・モール」や、世界最速のジェットコースターで知られる遊園地「フェラーリ・ワールド」などがある「ヤス・アイランド」に位置する。入り江となっているため、周辺の海岸沿いには自家用船で乗り付ける富裕層も見られる。

　期間中、人気アーティストのコンサートが開かれることでも有名な同大会。今年は、DJや音楽プロデューサーとしても世界で活躍するカルヴィン・ハリスさんや、ラッパーのJ・コールさんがコンサートを行った。最終日のレース後には、型破りなパフォーマンスや過激な歌詞でも注目を集める米国のシンガーPINKさんが出演し、会場に特設された空中浮遊装置などのパフォーマンスで会場を盛り上げた。