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ドバイ24時間レース 日本人学生もピットクルーとして活躍

中日本自動車短期大学の大澤隼大さんがピットクルーとして参加したガルフレーシングチーム

中日本自動車短期大学の大澤隼大さんがピットクルーとして参加したガルフレーシングチーム

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 ドバイ・オートドローム(Dubai Autodrome)で1月11日~13日、24時間レースシリーズ第1戦となる「ドバイ24時間レース(24H Dubai Race)」が開催された。

ドライバーの走りをサポートするピットクルーも重要となる長時間レース

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24時間レースの開催は今年で13回目。オランダのプロモーター「クレベンティック(Creventic)社」が主催しており、シリーズはGT、TCE、プロトの3シリーズで構成されている。ドバイ戦では、GT3やGT4などが走るGTと、TCRや改造車などが走るTCEのシリーズ第1戦となった。

 合計91台のレースカー、394人のドライバーが出場し、「ブラックファルコンチーム」が4度目となる優勝を飾った。

 出場したガルフレーシングチームのピットクルーには、中日本自動車短期大学(岐阜県坂祝町)から学生1人が参加した。同短大は2015年、「パシフィック・レーシング・チーム(PACIFIC RACING TEAM)」と産学連携協定を結び、マシンの車両整備・ピット研修をはじめとする本格的なSUPER GTへの参戦を始めた。今回のレースでは、パシフィック・レーシング・チームとガルフレーシングが共同で参戦となり、途中アクシデントにも見舞われながらレースを無事完走し、総合68位、クラス14位という結果となった。

参加した大澤隼大さんは「テレビでしか見たことがなかった24時間レースに参加できて感激した。レースウイークを通して睡眠時間も少なく、体力的にもつらい数日だったが、貴重な経験ができた。今回のレースでは、さまざまなトラブルやイレギュラーなことが起こったが、それに対し冷静に対処しているエンジニア・チーフメカニックの姿を見て、自分も何事が起きても冷静に対処し、クルマをコースへ送り出せるメカニックになる」と話した。大澤さんは卒業後、レースメカニックとして就職する予定だ。

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