アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで1月31日の18時ごろ、50年以上ぶりと言われるスーパーブルーブラッドムーンの皆既日食が確認された。
通常の月より10~13%大きく、30%ほど明るくなる「スーパームーン」と、1カ月のうちに訪れる2回目の満月「ブルームーン」、皆既日食の3条件がそろうことは非常に珍しく、ドバイでも話題となっていた。
UAEでは、世界最高層ビル「ブルジュ・カリファ」、ドバイ天文台(Dubai Astronomy)、アブダビのアル・サディーム天文台(Al Sadeem Astronomy)、シャルジャ天文・宇宙科学センター(Sharjah Cantre for Astronomy and Space Sciences)、ラス・アル・ハイマのジェベル・ジャイス観測デッキ(Jebel Jais Observation Deck)での観測が適していると言われたが、街中からも確認ができたため空を見上げる人々が見られた。
ドバイのハムダン皇太子は、スーパーブルーブラッドムーンの写真を自身のインスタグラムで公開。ハムダン皇太子は、ドバイの象徴とも言えるブルジュ・カリファの写真を、年越しや天候が雷の際にも撮影し公開しているが、どれも芸術的な写真となっており、22万いいね!を越えるほどの人気ぶりとなっている。