シティーウオーク内の高級子ども用品店「level kids」で2月27日、日本人親子が手掛けるロンドン発子ども服ブランド「OWA YURIKA」の販売が始まった。
ドバイで販売されるOWAYURIKAの最新春夏コレクション © OWA YURIKA
同店は、世界最大のショッピングモールドバイモールに入る靴専門店「level shoes」を経営するシャルーブグループ(Chalhoub Group)が2016年にオープンした子ども用品専門ショップ。フェンディやシャネル、グッチなど世界各国の高級ブランドの子ども服や、ベビーカー、おもちゃなどの子ども向け商品を扱う。
同店は3階建てで、フランス発のレストラン「ラ・パティスリー・デレーヴ」や、ディズニーキャラクターからインスパイアされたコスチューム店「パレスガーデン」、子ども向けのクッキングクラスや誕生日会などで使えるイベントスペースも設ける。
「OWA YURIKA」は、ロンドン在住の日本人親子によるブランド。4歳~12歳の女の子向け服をデザインする。現在はバーニーズ・ニューヨークやハービー・ニコルス・ロンドン、シンガポールのKids21など世界各国で販売されている。
同ブランド代表のオオシマユキさんは、ファッション誌の編集者や高級ファッションブランドでのマーケティング職などの勤務経験を持つ。幼少期よりカラーリストだった母からの影響を受け、長女の誕生をきっかけに子ども服ブランドを立ち上げた。
ユキさんは「OWA YURIKAのディテールにこだわったデザインと上質の生地を通して、代々受け継がれてきた日本特有の豊かな文化を海外の人にも伝えていけたら。新しい日本のストリートカルチャーの要素も取り入れることで、遊び心にも富んだコレクションになるよう心掛けている」と話す。