ドバイ世界貿易センターで4月5日~7日、映画・アニメ・ゲーム・漫画など、サブカルチャーをテーマにしたイベント「中東フィルム&コミコン(MEFCC)2018」が開催された。
JETROブース内の初音ミクフィギュア。爆買いのミクファンも
同イベントの開催は今年で7回目。アニメや漫画、映画などに関連したグッズ販売やパフォーマンス、ワークショップなどが行われた。
俳優や声優、アーティストらが集まる「MEET THE CELEBRITIES!」では、英語版の戦隊シリーズ「パワーレンジャー」の俳優、ジェイソン・デイビッド・フランクさんがステージトークを行った。日本からは、スーパー戦隊シリーズや平成仮面ライダーシリーズのマシンロボ玩具、超合金魂シリーズなどのデザイナーの野中剛さんらがブースを構えた。
来場者の中には、キャラクターのコスプレをする人たちも見られた。海外で人気のある「ワンピース」や「NARUTO」「東京喰種(グール)」のほか、今年アニメ放送を開始した「ポプテピピック」のキャラクターに扮(ふん)した来場者もいた。
日本貿易振興機構(ジェトロ)のブースでは、富士フイルムがインスタントカメラ・チェキを販売。現在ドバイでは家電量販店やカルチャーショップ「ヴァージン・メガストア」などで販売を行っている。ブースを訪れた人は、撮った写真を選択や修正して印刷できる最新機種を体験していた。
そのほか、ボーカロイド「初音ミク」のフィギュアやTシャツなどの販売が行われた。同ブースの高澤直之さんは「初音ミクの認知度は非常に低いが、コアなファンたちは貴重なグッズに出合えたととても喜んでくれた。全商品を買い占めていくお客さんも見られた」と話した。
今年アブダビにオープン予定の新しいテーマパーク「ワーナー・ブラザース・ワールド・アブダビ」は特設ブースを設置。スタンプラリーができ、参加者は同社の人気キャラクターグッズのプレゼントを行った。テーマパークに完成予定の、「スーパーマン」や「バットマン」などのアメコミヒーローや、「バックスバニー」や「トゥイーティー」などのカートゥーンキャラクターなどをテーマにしたアトラクションも公開された。