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ルーヴル・アブダビで日本特別展 前衛的な仏芸術家との融合

ルーヴル・アブダビの展示室を覆うドーム「光の雨(Rain of Light)」

ルーヴル・アブダビの展示室を覆うドーム「光の雨(Rain of Light)」

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 ルーヴル・アブダビ(Louvre Abu Dhabi)で現在、特別展「Japanese Connections:The Birth of Modern Decor(現代装飾の誕生)」が開かれている。

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 オルセー美術館やギメ東洋美術館、ルーヴル・アブダビのコレクションから、フランスと日本の版画や絵画など50点を集めた。

 日本からは、葛飾北斎の富嶽三十六景の「凱風快晴」や、歌川広重の富士三十六景「東都墨田堤」など、海外の著名な画家たちに影響を与えた作品が並ぶ。

 対してフランスからは、19世紀末にパリで活動したナビ派の、モーリス・ドニの「Sunlight on the Terrace」や、ポール・セリュジエの「Women at the Well」などの作品を展示。ナビ派はヘブライ語で預言者の意をもつ「ナビ」からきており、美しいものをアートギャラリーのみに限定すべきではないという考えから、家具やスクリーンなどを制作し日常生活に存在させるアート作品を生み出した。

 漫画のキャラクター作りを学ぶワークショップや、和太鼓グループ「Kharsha」のコンサートも行われ、今後も日本に関連したイベントを開催予定。会期中は美術館内のMuseun Cafeで、そばや天ぷらなどを使った特別メニューも販売する。

 開館時間は10時~20時(木曜・金曜は22時まで)。11月23日まで。

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