ドバイで今年23回目を迎える冬季限定世界博「グローバル・ビレッジ(Global Village)が開催されている。
グローバル・ビレッジは世界各国のパビリオン、遊園地、飲食エリアなどで構成される期間限定のテーマパーク。今季はカーニバルをテーマに158日間にわたりドバイの冬を盛り上げる。27のパビリオンに3500店以上のショップが出店。2万以上のエンターテインメントショーが催され、グローバル・ビレッジを歩くだけで世界旅行をした気分を味わえる。
グローバル・ビレッジで最大のインド・パビリオンでは300店以上もの露店が色とりどりの綿、シルク、パシュミナスカーフなどを販売している。ほかにもイエメンの蜂蜜、イランやアフガニスタンのカーペット、アフリカのカラフルなかご、モロッコのアルガンオイルなど、世界中の特産品や工芸品を販売する。
日本は今年から単独パビリオンを出展。日本パビリオンの特設ステージでは、和太鼓、篠笛、琴の生演奏が一日6回行われる。和太鼓奏者の音間大誠さんは「日本の伝統文化を世界の皆さんに伝えたい」と話す。同パビリオン内ではラーメンやたこ焼きの屋台が出店するほか、日本の駄菓子や抹茶ソフトクリームなども販売される。
カーニバルと名付けられた遊園地エリアでは新演目のサーカス・サーカスが上演され、命綱なしのスリリングな綱渡りや空中大車輪が行われる。同エリアではサーカスのほか、絶叫マシンや家族向けのライドなど30以上のアトラクションを展開する。
営業時間は16時~24時(木曜・金曜・祝日は翌1時まで)。入場料は15ディルハム(約450円)。4月6日まで。