サッカーのアジアカップは2月1日、アブダビ首長国のザイード・スポーツ・シティ・スタジアム(Zayed Sport City Stadium)で決勝が行われ、日本はカタールに1-3で敗れて、準優勝に終わった。
日本は前半12分、カタールのエース、アルマエズ・アリ選手にオーバーヘッドキックでゴールを決められて先制点を奪われ、27分にもミドルシュートで失点し、2点をリードされた。
後半に入ると日本はさらに攻勢を強め、相手を自陣にくぎ付けにした。そして24分、塩谷司選手の縦パスからチャンスをつくり、南野 拓実選手が今大会初のゴールを決めて、1-2と1点差に詰め寄った。
終盤にキャプテンの吉田麻也選手がペナルティーエリアの中で、相手のシュートをブロックしたと思われたが、VAR判定の結果ハンドの反則をとられ、PKで追加点を奪われ、試合は1-3のままタイムアップ。2大会ぶり5度目の優勝を目指した日本だったが、あと一歩のところで、その目標を達成できなかった。
一方のカタールは、アラブ首長国連邦との断交の影響で、カタール人のサポーターが少ない中、悲願の大会初優勝を飾った。