サッカー・イングランド・プレミアリーグの名門クラブ・リバプールFCは、ドバイでサッカースクールを開校すると発表し、U.A.E国内の若手選手に、リバプール・スタイルの練習を2015年10月からスタートする。
ドバイに拠点を置くスポーツおよびイベント・マネジメント会社であるPESCOとの協力で開校する。PESCOのムハンマド・プログラムディレクターは「リバプールFCとの協力関係を大変うれしく思う。若年世代の選手に最高の教育プログラムが提供できる」と話す。
元ウェールズ代表でリバプールFC黄金期を支えたイアン・ラッシュ・リバプールFCアンバサダーは、若手世代の育成に自信を見せるとともに、U.A.E国内のファンの増加に対する意義を強調した。
サッカースクールでは、リバプールFCのコーチ陣によるコーチの育成も含まれる。名門の哲学や練習方法を享受することで、U.A.E国内のサッカーのレベルアップが見込まれる。
サッカースクールの対象年齢は7歳から15歳で、技術や戦術はもちろんのこと、フィジカルや精神的な教育から、コミュニケーション・スキルや社会性の向上まで含まれたものとなる予定だ。
現在ドバイでは、同じイングランドのクラブ、アーセナルFCがサッカースクールを行っている。5歳から18歳までの若手選手が対象で、2009年10月から実施している。シーズンオフには、現役の選手がスクールを訪れ、選手と交流を図っている。
ドバイ・スポーツ・シティでは、スペイン式のサッカースクールが開かれており、元レアルマドリードの選手で元スペイン代表のミッチェル・サルガドさんとそのコーチングスタッフによる練習が行われている。