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ドバイ・モールで世界的ファッション誌「ヴォーグ」のファッションイベント

新作コレクションにランウェーに花が咲く

新作コレクションにランウェーに花が咲く

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 ドバイ・モールで10月29日から、世界的ファッション誌「ヴォーグ(Vogue)」とドバイ・モールの運営会社エマール・プロパティーズ(Emaar Properties)が共催する「ヴォーグ・ファッション・ドバイ・エクスペリエンス(Vogue Fashion Dubai Experience)」が、2日間に渡り開催された。

日本から参加しているサルバムのブース

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 同イベントの多くは、ドバイ・モールの中央広間に設置された大型キャットウォークで行われる。目玉企画のファッションショーは29日19時、大勢の来場者に見守られて始まった。

 ファッションショーでは、8人の世界的デザイナーの新作コレクションが発表された。最初に登場したのは、ニューヨークを拠点に活動するドイツ人デザイナー「メリッタ・ボウマイスター(Melitta Maumeister)」。モード系のロングドレスや、エナメル素材のワンピースを身にまとったモデルがランウェーを歩いた。

 アフリカから唯一の参加はガーナ出身のデザイナー、アブリマ・アーウィア(Abrima Erwiah)らによる「スタジオ189(Studio 189 by Rosario Dawson and Abrima Erwiah)」。発色豊かなアフリカの伝統的な布を用いたワンピースなどを発表。アフリカの女性が手作業で作る布を活用することにより、アフリカ文化の普及とローカルコミュニティーの経済的な自立支援を目指している。

 このほか、ミラノを拠点に活動する英国出身デザイナー、リー・ウッド(Lee Wood)による「L72」や、アラブ・ウィミン・アワード2015でファッション・デザイナー賞を受賞したサウジアラビアのデザイナー「リーム・アル・カンハル(Reem Al Kanhal)」などの新作コレクションが披露された。

 関連イベントとしてドバイ・モールで開催中の「Who Is On Next? Dubai」では、ファイナリスト25ブランドの商品を展示。このイベントでは、ヴォーグとエマール・プロパティーズが、中東、アジア、アフリカのデザイナーを発掘する試みが行われている。

 2日間の展示を通じて各賞受賞者が発表され、受賞者には、2016年のヴォーグ・ファッション・ドバイ・エクスペリエンスのファッションショーへの参加や、世界的なファッションウイークへの出展権が与えられる。

 25ブランドの中には日本人デザイナーの2ブランドが入っている。デザイナー藤田哲平さんのブランド「サルバム(Sulvam)」と西崎暢さんのブランド「ウジョ―(Ujoh)」だ。共に世界的ブランド「ヨウジ・ヤマモト(Yoji Yamamoto)」でパタンナーとして経験を積んでいる。

 ヴォーグ・ファッション・ドバイ・エクスペリエンスは30日24時まで。

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