ドバイワールドトレードセンターで1月4日、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公演「トゥルーク ザ・ファースト・フライト(Toruk -The First Flight-)」が始まった。
カナダ・モントリオールで生まれたエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユは、日本では「サルティンバンコ」や「トーテム」などの公演を行うなど、世界各地でアクロバットなどを中心とした舞台作品を公演する。
今回ドバイで上演される「トゥルーク」は、2009年に大ヒットとなり、現在も世界興行収入ランキング歴代1位をキープする映画「アバター」にインスパイアされた作品。2015年12月に上演開始し、北米ツアーを行い、2017年よりアジアツアーでフィリピン、台湾、タイなどを回る。
作品に登場する生物は、映画の世界観を表現しているが、キャラクターやストーリーは完全オリジナルとなっている。トゥルークは、映画内に出てくる「ナヴィ族」の言語「ナヴィ語」でパンドラの空の王者として君臨する、巨大な空中補色動物「グレート・レオノプテリックス」を指す。ストーリーは、ナヴィ族の若い兄弟がトゥルークに乗るために冒険を繰り広げるという内容。
シルク・ドゥ・ソレイユならではのアクロバットや、豪華な舞台装置、プロジェクションマッピングを展開。他作品と違う特徴としては、作品のスマートフォンアプリをダウンロードして、観客も公演に参加することができるという。
チケット料金は315ディルハム(約9,500円)~。今月16日まで。