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ドバイ・グローバルビレッジでギネス記録 世界最大のカップ入り紅茶に挑戦

中東の人気飲料カラックティーが入る巨大カップ

中東の人気飲料カラックティーが入る巨大カップ

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 今年で22季目の開園となるドバイの冬季限定遊園地「グローバル・ビレッジ(Global Village)」で1月25日、ギネス記録に挑戦するイベントが行われた。

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 会場となったグローバル・ビレッジは、世界各国のパビリオン、遊園地、飲食エリアなどで構成される冬季限定のテーマパーク。今期は「Come Experience the World」をテーマに、158日間にわたりドバイの冬を盛り上げる。

 今回のギネス記録へのチャレンジの内容は、一つのカップにチャイに似た飲み物「カラックティー(Karak Tea)」を5000リットル入れるというもの。カラックティーは濃く煮出した紅茶にたっぷりのミルクを入れ、カルダモンなどのスパイスを効かせた中東では定番の飲み物。発泡スチロール製のカップで飲むのが一般的だが、今回の挑戦ではデザインは発泡スチロールカップのように見せた、高さ4.7メートル、飲み口の直径が1.42メートルのグラス製のカップを使用した。カップにはカラックティーの味を保つために、温度を85度に保つ機能も備え付けられた。

 カラックティーの調理はアラブ首長国連邦(UAE)の有名シェフらが、所属するUEA料理組合のシェフを中心に120人の手で行われた。朝9時から準備を始め、紅茶の茶葉155キロ、砂糖380キロ、粉末ミルク300キロ、しょうが155キロ、クローブ7.5キロ、シナモンスティック47キロ、カルダモンパウダー47キロという大量の茶葉やスパイスを使用。15時に当初の予定を上回る5000リットルのカラックティーが出来上がり、これまで中国が保持していたカップ入りのお茶のギネス記録4050リットルを大きく上回っての記録更新となった。

 出来上がったカラックティーはティーカップ5万5000杯分に及び、グローバルビレッジの当日の来場者に無料で振る舞われた。今回使用した巨大なティーカップは2月1日まで展示される。

 営業時間は=16時~24時(木曜・金曜・休前日は翌1時まで)。月曜は子ども連れの家族や女性向けの開園日としている。入場料は15ディルハム(約450円)。今季は4月7日まで。

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