ドバイのカイト・ビーチ(Kite Beach)で3月16日~17日、中東地域最大級のヨガイベント「XYOGA DUBAI」が開催された。今回で2度目となる同イベントでは2日間で計60のヨガレッスンが行われた。
ドバイに拠点を置き、14カ国に事業を展開、従業員2万人の規模を誇る複合企業「ドバイホールディングス(Dubai Holdings)」と、エレクトリックランなどドバイ内で各種スポーツイベントの企画・運営をしている「エックスドバイ(XDubai)」が共同で開催。
レッスンで扱われるヨガは25種類以上に及び、呼吸と体の動きを連動させて行うベーシックなスタイルの「ビンヤサヨガ」から、ヨガにダンスの要素を取り入れた「ダンシングヨガ」、DJによる音楽を聴きながらの瞑想(めいそう)を取り入れたヨガなど新しいスタイルのヨガレッスンも多数行われた。
メインステージには巨大なスクリーンが2台設置され、一度に1000人が参加できるようになっている。メインステージの他にも2つのステージが用意され、7時から21時までカイト・ビーチに設置された会場には、大勢のヨガ愛好家たちが集まった。
会場にはオーガニックの野菜や果物だけを使ったコールドプレスジュースを販売する「WILD&THE MOON」や、ケータリングを専門とする「dish」、ベジタリアン向けのヘルシーなインド料理を提供する「Govinda's」などが屋台を設け、健康に配慮した軽食も取れるようになっており、朝食や昼食を家族で楽しむ人々の姿も見られた。
インドの女優でありファッションモデルも務めるマライカ・アローラさんと、モデルからヨガの指導者に転身したヨギー・キャメロンさんが参加した初日のボリウッドレッスンには、早朝にもかかわらず2000人が詰め掛けた。イベント全体では約1万人が参加し、ドバイにもヨガ文化が広がっていることを実感できるイベントとなった。