夏の風物詩となっている夏季限定の屋内遊園地「モデシュ・ワールド(Modesh World)」が現在、ドバイ世界貿易センターで開園している。
19回目となる今回は、会場を「ショウランド」や「モデシュバザー」など4つのエリアに分け、世界貿易センターの8つのホールで展開。冷房の効いた屋内には、ピザやハンバーガーなどの軽食を提供するフードコートも設置し、連日多くの家族連れが来場している。
「ショウランド」エリアでは正午から22時30分まで、マジックショーやドバイクリークパークのバードショーの実演など、16種類のステージが行われる。ステージには同遊園地のイメージキャラクターで、ドバイショッピングフェスティバルなどのイベントに登場する「モデシュ」もアラビア語や英語の歌を織り交ぜたミュージカルに出演。子どもたちがモデシュを拍手で迎える姿が見られる。
会場内には「ハローキティ」とコラボレーションしたエリアも設置され、赤い橋の架かった池のある日本風庭園や相撲の土俵を再現。土俵では相撲スーツを着て相撲を取ることができ、子どもたちでにぎわいを見せている。着物など日本の伝統衣装を着ての写真撮影や、折り紙のアクティビティーなども行われ、日本文化に気軽に触れられる。
会場内のフードコートにはドバイモールにも店舗を構える、韓国で人気の北海道産チーズを使ったチーズトースト専門店「セイチーズ(Say Chiizu)」も出店。長く伸びるチーズで「インスタ映え」を求める人たちが集まった。
ほかにも、おもちゃや黒い装束「アバヤ」などを販売する露店や、メリーゴーラウンドやゴーカートといった大型遊具施設、スケートリンクのほか、レースゲームやクレーンゲームが設置された巨大なゲームセンター、大型のボールプールや滑り台のあるプレーエリア、会場内を回るパレードなどもある。
営業時間は10時~23時(金曜・土曜は24時まで(。入場料は25ディルハム(約750円)、乗り物乗り放題のハッピーパスは199ディルハム(約5970円)。8月25日まで。