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ドバイ水道電気局、請求書の電子化を推進-環境保全のため

4月より請求書の電子化を強化するために、3月の請求書には登録を促す通知が

4月より請求書の電子化を強化するために、3月の請求書には登録を促す通知が

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 ドバイ水道電気局(DEWA)は、4月1日より請求書の郵送を削減していくことを発表した。

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 DEWAはこれまで、月々の請求については登録された個人と法人の私書箱(P.O.Box)に送付していた。今後は二酸化炭素排出量332.18トンの削減を目指し、請求書の電子メール配信「グリーンビル」に切り替える。現在DEWAに登録されている顧客のうち、すでに85%の切り替えは完了している。

 水道と電気両方の月々の請求は、登録すれば携帯のショートメールで受信することもでき、専用のスマートフォンアプリでの確認も可能。支払いは、DEWAの事務所やガソリンスタンド、スーパーマーケットで受け付けるほか、オンラインでの決済にも対応する。

 砂漠の国というイメージの強いドバイは、基本的に海水を脱塩化処理して真水(蒸留水)を精製し、それに電解質を加え殺菌処理をして供給している。これから夏になり気温が上昇すると、やけどしそうなほど水道水が熱くなることもある。

 DEWAは先日行われた世界的なエコ推進運動「アースアワー2015」にも積極的に参加し、公共機関でのアースアワーに合わせた消灯を行うなど、環境保全に対する取り組みを強化している。

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