アラブ首長国連邦(UAE)副大統領兼ドバイ首長のシェイク・モハメド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム殿下が、「未来博物館」を2022年2月22日(火)にオープンすると発表した。シェイク・モハメッド殿下は、「2022年はアラブ首長国連邦(UAE)にとって例外的な年になるだろう」と付け加えた。
ドバイの未来博物館は、2020年10月に建築を開始。約1年半の歳月を経て完成した。 未来博物館は昨年、ナショナル・ジオグラフィック誌で「世界で最も美しい博物館14」の1つに選ばれた。真ん中が空洞の、ユニークなデザインで、面積は3万平方メートル、高さは77メートルの7階建てとなっており、内部には柱が一切ない。
未来博物館は、科学、技術、イノベーションの未来を探求するもので、シェイク・モハメッド殿下は、「アイデアのインキュベーター、イノベーションの推進力、世界中の発明家や起業家の目的地になる」と述べていた。
建物に描かれたカリグラフィは、シェイク・モハメッド殿下による未来についての引用で、 「私たちは何百年も生きられないかもしれないが、私たちの創造性の産物は、私たちが亡くなった後もずっと遺産を残すことができる。未来は、それを想像し、それを設計し、それを実行できる人たちのものだ。未来は待ってくれない」と書かれている。