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シャルジャ国際ブックフェア 日本から著名作家も集結

世界各国の1000社を越える出版社の、さまざまな言語の文学や学術などの出版物が集結

世界各国の1000社を越える出版社の、さまざまな言語の文学や学術などの出版物が集結

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 エキスポ・センター・シャルジャで10月30日、「シャルジャ・インターナショナル・ブックフェア」が始まった。

特設された日本パビリオンの様子

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 今年、「名誉ゲスト」として選出された日本は、会場でパビリオンブースやワークショップなどを展開する。

 パビリオンでは、「市川の梨」(千葉県)、ドバイでも店舗を展開するパン店「ヤマノテ・アトリエ(Yamanote Atelier)」、和洋菓子店「シャトレーゼ」などが飲食ブースを出店する。このほか、日本の食材とアラブ首長国連邦(UAE)の食材を合わせ、地域に根付いた事業や商品開発を行うAGRAK社が、ラス・アル・ハイマ首長国で、日本産の抹茶やほうじ茶を使ったオリジナルスイーツを出品する。

 世界最大のショッピングモールドバイ・モールに店舗を構える紀伊国屋書店は、日本に関連した漫画や書籍、キャラクター・フィギュアや文房具などを販売する。平田直也支配人は「より多くのUAEの人たちにアプローチできるチャンス。シャルジャの子どもたちはフィギュアに特に興味をもってくれた」と話す。ニシキゴイの販売を手掛ける「KOI WATER BARN DUBAI」社や、日本政府観光局なども日本パビリオンを盛り上げる。

 アクティビティとして、ドバイ日本人学校の子どもたちによる南中ソーラン披露、会期中は折り紙・生け花・書道などのワークショップ、忍者ショーも展開する。

 目玉は日本から招く著名人。アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」やUAEで現在公開中のアニメ映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」の脚本を手掛ける岡田麿里さんをはじめ、「教団X」「悪と仮面のルール」著者の中村文則さん、「羊と鋼の森」著者の宮下奈都さん、「告白」「贖罪」著者の湊かなえさんらが来場する。

 会場内には子ども向けのワークショップエリアや、書籍販売ブース、知育グッズ販売ブースなどもあり、家族連れも楽しめる内容となっている。

 開催時間は9時~22時(金曜は16時~23時)。入場無料。11月10日まで。

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